今回は、バイナリーオプションの信託保全とは何かをお話していきます。
そもそもバイナリーの信託保全とは
信託保全とは、万が一バイナリーオプションの取扱会社が経営破綻をしてしまった場合、お客様に被害が及ばないように、業者がお客様から預かった資金を、信託銀行などに預け、信託銀行などが投資家の資金を払い戻してくれる制度のことを言います。
信託保全は金融取引の際のリスクを最小限にするためのものです。
これが無いと、業者が破綻した際に、口座の残高の保障が無くなります。
国内業者と海外業者
国内業者
安心さで言うと、安心なのはやはり国内バイナリーオプション取引業者です。
国内バイナリーオプションの取引業者は、金融庁が監督しており、認可を受け無いと営業できません。
そして、国内業者でバイナリーオプション取引サービスを提供するためには、信託保全は義務化されているため、業者の破綻によるリスクは最小限に抑えられると言えます。
海外業者
海外で運営されているバイナリーオプション業者に関しては、信託保全が曖昧ななところが意外と多かったりします。
何故なら、海外の業者なので、日本の法律で規制する事が出来ない為です。
かと言って、『海外業者は絶対に使っちゃダメ』というわけではありません。
信託財産がある会社も勿論存在しますし、その会社の規模や、信用を事前に調べておくのが大切です。
ハイローオーストラリアは危険か?
公式ページにこのような記載があります。
分別管理とは
『分別管理』とは、会社が保有している資産と、顧客から預かった資産は別々に保管するシステムの事を言う。
そのため、もしハイロー自体が倒産しても、顧客の資産に影響が出ないようになっており、安心して取引をすることが可能です。
金融機関の格付け
AAA:債務履行の確実性は最も高く、多くの優れた要素がある。
AA:債務履行の確実性は極めて高く、優れた要素がある。
A :債務履行の確実性は高く、部分的に優れた要素がある。
BBB:債務履行の確実性は十分であるが、将来環境が大きく変化した場合、注意すべき
要素がある。
BB:債務履行の確実性は当面問題ないが、将来環境が変化した場合、十分注意すべき
要素がある。
B: 債務履行の確実性に問題があり、絶えず注意すべき要素がある。
CCC: 債務不履行に陥っているか、またはその懸念が強い。
債務不履行に陥った債権は回収が十分見込めない可能性がある。
CC :債務不履行に陥っているか、またはその懸念が極めて強い。
債務不履行に陥った債権は回収がある程度しか見込めない。
C: 債務不履行に陥っており、債権の回収もほとんど見込めない。
「プラス(+)、マイナス(-)表示」
AA格からCCC格については、上位格に近いものにプラス、下位格に近いものにマイナス表示をすることがあります。なお、CC格には、契約内容等による債権者の地位や回収の可能性を反映して個別債券格付けを長期優先債務格付けと異なる符号にする場合、プラス、マイナスを付けることがあります。
(引用:https://www.fsa.go.jp/news/newsj/16/f-20050209-2b.pdf)
ハイローは調べたところ安全そうでした!
最後に
人に勧められたから口座を開設するのではなく、勧められた口座を、自分でしっかり調べて、安全性を確認した上で、口座を作る事をお勧めいたします。
恐らくですが、自分でよく調べてないと
怪しそう
本当に大丈夫かな?
という不安が一生付き纏います。
自分でよく調べて作った口座であれば、安心じゃないですか??
このブログはその調べる材料にして頂ければ幸いです。