今回は、利益を出すと税金はどうなるのかについて話していきたいと思います。
バイナリーオプションでも、一定額稼いだ後は、税金を納める必要があります。単月ではなく年間です。
年間ペイアウト金額-年間投資金額=利益です。
専業トレーダーや専業主婦の方は、年間38万円以上
副業で、バイナリーとは別に収入がある方は、年間20万円以上
上記の利益に該当する方が納税対象です。
国内の口座と、海外の口座で大きく違うので解説していきます。
国内口座の場合
国内の口座で利益を出した場合は、
申告分離課税になります。
申告分離課税とは、他の所得とは合計せずに、分離して課税するというものです。
税率は一律20.315%です。およそ5分の1ですね。
また、国内の口座だけ、過去3年間に遡って『損失繰越』というものが出来ます。
例えば、1年目にマイナス50万円で、2年目にマイナス10万、3年目にようやくプラス100万円の利益が出たとします。計算としては、
(100万-50万-10万)×20.315%=81260円が税金という事ですね。
海外口座
海外口座で利益を上げた場合は、『雑所得』になります。
仮想通貨で得た利益などもここに分類されます。
雑所得は総合課税の対象で、給与所得など他の収入と合算した額に応じて税率が決まります。
税率は下図です。
表の右側にある控除額については、所得控除や保険料とは別で、面倒な計算を簡略化する為に有り、税率かけてマイナスするんだな位で大丈夫です(笑)
(参考:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2260.htm)
課税される所得金額は
総所得(本業+副業)-(控除+経費)=課税される所得金額
実際の税金は
課税される所得金額×税率-控除額=税金
で計算します。
例えば、本業と副業の合計で700万円の課税される所得があったとすると
700万×23%-636,000=974,000
974,000円が税金となります。
この金額+で住民税だと中々の金額ですね(泣)
ただ、これはあくまでも本業を含む税金なので
本業で年収がこの位の人は税金がこれくらいという事ですね。
最後に
結論、一定額以上の利益を上げたら納税が必要となります。
個人事業主で経費がメチャクチャ計上がある人や、海外に住んでいる人などはその限りではないですが、、
自分も2020年の今年から始めているので、今年の確定申告恐いなーと思っている今日この頃です。