今回は、バイナリーオプションをする上で避けた方がいい時間帯や、何時ぐらいに取引した方がいいかというお話をしていきます。
ここで言う『避けた方がいい時間帯』というのは、相場が荒れやすい時間帯です。
荒れやすい時間帯を好んで取引するとレーダーもいるので、手法によりけりだとは思いますが
まず、初心者の方は避けた方がいいです。
理由としては、
荒れやすい時間帯=相場が読み辛い時間帯
だからです。
バイナリーで勝率100%は無く、少しでも勝率を上げる事が重要になってくるので、極力読み辛い相場は避けて取引する事が重要です。
では、どういう時間帯が荒れやすいのかについて解説していきます。
1、各国の証券取引所が開く時間帯
各国の証券取引所が開く時間帯は、市場が開くと同時にそれだけ多くのトレーダーが一斉に取引の売買を行いますので、為替市場も大きく動く可能性が高くなります。
なので、前後30分ぐらいは避けた方が無難です。
各国の証券取引所が開く時間帯
2、指標発表直後
いくつかご紹介していきます。
1、米国雇用統計直後の時間帯
米国雇用統計とは、 政府から最初に発表される前月の指標で、毎月第1金曜日にアメリカ労働省から発表されます。(※第一金曜日では無い場合もあります)
アメリカの景気の実体を表す最新の数値として、外国為替、株式、金利などのマーケットにも影響を与えるため、ここも荒れやすいです。
時間帯としては、4月から10月の夏時間では日本時間は21時30分、11月から3月では日本時間は22:30です。
2、ADP雇用統計
ADP雇用統計とは米国の給与計算サービスなどを行うADP(Automatic data processing)社が発表する雇用調査です。
米国の労働省が発表する雇用統計の2日前に発表されるので、雇用統計の前哨戦として注目が集まります。
発表直後にドルが大きく動くことがあるため、荒れやすいです。
3、消費者物価指数
消費者物価指数(Consumer Price Index)とは、米労働省労働統計局が毎月発表する統計で、消費者が購入するモノやサービスなどの物価の動きを把握するための統計指標です。 また、国民の生活水準を示す指標のひとつとも言えます。FX市場などでかなり注目されている為、前後は取引を避けた方がいいです。
4、ism製造業景況指数
ISM(Institute for Supply Management:供給管理協会)が全米の製造業350社の購買担当役員に対するアンケート調査を実施し、その結果を基に作成する景況感を表す指数。景気の先行指標として注目されている。
項目ごとの数字も公表され、新規受注、生産の項目は、景気とのかかわりから注目度が高いとされています。
5、その他
■FOMC政策金利発表・・・年8回
■日銀金融政策決定会合・・・年8回
■欧州中央銀行(ECB)政策金利発表・・・毎月第1木曜日
■米国四半期GDP・・・毎月下旬
と調べると色々と出てきます。
全部把握するのがベストですが、始めたばかりの方や、本業が忙しく難しい場合は
チャートを見て荒れてる時は、何かあったんだなと察して手を出さないというのも一つの手かもしれません。
まとめ
結論、避けた方がいい時間帯はあります。
『勝率を上げる』、『負けを減らす』という意味でも、市場の開閉時間や、指標発表前後など
荒れてる時は触らないに限ります。