今回は、為替値動きの予想をする上で重要な、チャートとインジケーターの見方についてお話していきます。
かなり初歩的な内容となりますが、僕も最初さっぱりわからなかったので画像を基に解説していきます。
そもそもチャートとは?
時間毎で、価格変動をグラフ化したものです。
下の画像ようなグラフを見た事があるかと思います。
こちらです。
ロウソク足
ロウソク足とは、4つの値(始値・高値・安値・終値)を使用してローソクの形に表したチャートです。
画像を見ると、赤い縦の線や、青い縦の線があるのが見えます。
始値よりも終値の方が高いものを陽線(図で言うと赤)といい、始値よりも終値の方が安いのを陰線(図で言うと青)といいます。
色で塗られている部分は、始値と終値を実線で結んだものです。
色で塗られてる部分から、白い線が上下に生えてると思いますが
これは『ヒゲ』といい、その時間での一番高値と一番安値を表しています。
例えばこの画像は1分足ですが、1分間での値動きにそれぞれマークすると下記になります
(出典:https://fx-earth.com/fx00017/)
何処で始まって、何処で終わったのか、その時間内での最高値と最安値は何処なのかを見るものです。
チャート画面に表示させる主なインジケーター
1、移動平均線
移動平均線とは、一定期間の平均価格を線で結んだものを指します。
例えば5日平均線だと、5日分の平均価格を線で繋いだものになります。
この日数はツールによって変更できます。
主に利用される移動平均線は『短期線』『中期線』『長期線』があります。
画像で解説させて頂くと、
短期線(矢印の赤色破線)
中期線(矢印の黄色破線)
長期線(矢印の水色破線)
何故必要かというと、平均を見る事で、短期的な価格変動に惑わされず
動きの方向性を予測する為です。
2、ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドとは、一定期間のデータの標準偏差(シグマ=σ)を算出し、移動平均線に対してシグマの±1~3倍を加算したものです。
画像で言うと、上の赤の線が+3σ、下の赤の線が-3σ
上のオレンジの線が+2σ、下のオレンジの線が-2σです。
このボリバンには、上下のバンドを大きく突破しないという特徴をがあります。
ボリンジャーバンドの±2σの範囲内に収まる確率・・・約95.4%
ボリンジャーバンドの±3σの範囲内に収まる確率・・・約99.7%
逆に言うと、ボリバンを超えた場合は、若干反発する力が出てきたりします。
最後に
如何だったでしょうか?
既にトレードしている人には当たり前の事だったかもしれませんが
これから始められる人は、是非参考にしていただければと思います!